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このコーヒーは
特殊なアナエロビックファーメンテーション
ハニー精製(プロセス)、
そして 特殊な品種 (ビジャロボス :コスタリカで発見されたティピカの突然変異種。)で作られたコーヒーです。
品名 ボシュ農園 ビジャロボス アナエロビック ハニー
生産国 コスタリカ
地域 サンホセ県タラス地区サンクリストバルスール
生産者 ジョバンニ・モンゲ
クロップ 2022/2023
規格 SHB、EP
欠点規 8/300g
スクリーン
スクリーン15アップ
品種 ビジャロボス
標高1800メートル、
年間降水量3000-3500ミリ
精製方法 アナエロビックHONEY、嫌気発酵48時間
コーヒーチェリーを手摘みで完熟したものだけを摘んでいき、チェリーは発酵槽に入れられ48時間発酵された後、金属製の気密性の高いタンクに移され、嫌気状態でさらに48時間の発酵が行われます。この嫌気発酵の際は、タンクは温度管理ができるコンテナで保管されて外気温の影響を受けにくくする工夫が行われています。全ての発酵工程が終了した後は、チェリーのままアフリカンベッドに広げられ、手作業での撹拌作業、乾燥作業が行われます。水分値に応じて撹拌の頻度は調整され、棚に広げられた直後の最も水分値の高いタイミングでは、30分おきに一日中撹拌が行われるそうです。水分値が10.5%になるまでゆっくりと乾燥されたチェリーは、さらに1ケ月以上のレスティングを経てようやくドライミルに運ばれていきます。
※アナエロビック とは、
2014年にコスタリカのCOE(コーヒーの品評会)で初めて出品され、世界中から注目された精製方法です。「嫌気性発酵処理」はもともとはワインの醸造で行われている手法でありアロマティック重視のワインは収穫したブドウを酸素と触れ合わせないようにします。
通常コーヒー生豆も精製する際にも発酵させる工程はあります、密閉はせず、空気に触れる状態で行われてきました(好気性発酵)が、アナエロビック・ファーメンテーションとは密閉された発酵槽やタンクの中で、無酸素状態で行うのがアナエロビック。それによって有酸素状態では活動しない微生物が活動し、独特のフレーバーが生まれる。また、密閉することでコーヒーに影響を与える外的要因を減らし、発酵槽内の温度をコントロールする装置と組み合わせることで、クオリティを安定させることもできる。
ビジャロボス品種 Villalobos とは
1930年代にコスタリカで発見されたティピカの突然変異種。ティピカに似ていて、即枝が主幹から上に60度の角度で伸び、若葉がブロンズ色をしている。高地での栽培に適していて、風に強く、痩せた土壌環境でも収量が落ちない品種である。成長における最適条件は日陰の多い土地と考えられている。甘味の強い品種として知られている。
ハニー、ワイニーナチュラル精製とは
主に中米で用いられる乾燥工程で、あえてコーヒーチェリーを発酵させることで、フルーティーな風味を付けることを狙った精製方法。 ワインやドライフルーツのようなフルーティなフレーバーが特徴。
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